★英雄サマリタンを信仰する少年サムと、英雄ネメシスを信仰する中年サイラスの話。
【原題】Samaritan
【公開日】2022年
【ジャンル】アクション映画
【製作国】アメリカ
【監督 】Julius Avery
【脚本】Bragi F. Schut
【出演者 】Sylvester Stallone
Javon Walton
Pilou Asbæk
Dascha Polanco
【音楽】Jed Kurzel
Kevin Kiner
◆あらすじ(※冒頭から序盤まで)
人間離れの力をもって生まれた双子、サマリタンとネメシス。彼らはその力によって、他人に危害を加えてしまった。
町の住人達は2人を恐れ、彼らの家に火を放つ。両親は火災で死亡し、2人は生き残る。
ネメシスは、両親を殺された怒りと憎悪に染まり、町の住民に苦しみと恐怖を与える悪の象徴になる。
一方、サマリタンは、町の人々を救い守る道を選択し、町の住民からは善の象徴となった。
ネメシスの行動を妨害するサマリタンに対し、ネメシスは怒り、サマリタンを倒すために、憎しみと怒りを込めた強力な武器ハンマーを作り出す。
ハンマーを持つネメシスとサマリタンは衝突するが、発電所の爆発の後に2人は行方不明になる。町の人々は、2人とも死んだのだと語り継いだ。
少年サムは、シングルマザーの母と生活していた。金がない貧困家庭の子供だ。
ある日、サム少年は、小悪党達と一諸に店の宝くじを盗もうとするが、計画は失敗。小悪党達は、失敗の責任をサムに押し付けようとする。
そこへ現れた男、サイラス。彼は、サム少年を助けた。
サム少年が、サマリタンを信仰してる事に気がつき、サイラスは語り出した。
ネメシスは悪だと言われているが、俺達(サイラス達)にとっては神だった。善か悪か、それは見る者によって変わるのだ。
サマリタンは、助ける人間を選別していた。金持ちばかりを助け、まるで警察のような奴だったと。
サマリタンを信仰するサム少年と、ネメシスを崇拝するサイラスの出会いだった。サム少年は解放され家路についた。
その後、サム少年が町中を歩いていると、小悪党に集団で襲われる事になる。理由は、宝クジの窃盗計画の失敗で恥をかかされた報復だ。
サム少年が集団で暴行を受けている時、一人の老人が助けに入る。その老人は、人間離れの力をもって小悪党達を倒してしまう。
その姿を見たサム少年は確信する。この人こそがサマリタンだと。