▢20年ぶりに帰郷した駄目男。兄思いの妹と仲間達。
【時間】
91分
【メイン・ジャンル】
ヒューマンドラマ映画
【ジャンル※他】
人情、コメディ
【補足】
【前日譚から、映画『男はつらいよ』1作目へ】
※説明※
・1作目が描かれる前の話から、1作目の一部のあらすじを書いたものです。
・ネタバレに該当する可能性があります。
・可能な限り、時系列で書いています。
・寅次郎は中学退学説、中卒説、高校中退説がありますが、高校中退説で記述しています。
・以下は全50作品を見ていない状況で、調べて書いたものです。
・間違いがある可能性があります。
【1】兄、寅次郎誕生
舞台は、東京都葛飾区柴又。
車平造は、柴又の『くるまや』という団子屋の主人(5代目)をやっていた。妻の名前は車光子、息子の名前は竜一郎。
ある日、遊び人の車平造は、柴又の芸者女性『お菊』に手を出してしまい、お菊は妊娠してしまう。酒が原因の不倫行為だった。
お菊が産んだ赤子は、寅次郎と名づけられ、車平造と光子の夫婦に竜一郎と共に育てられる。
長男の竜一郎、次男の寅次郎は異母兄弟となった。
【2】妹、さくら誕生
車平造と光子の間に娘が産まれ、竜一郎と寅次郎に妹ができることになる。妹の名前はさくら。
寅次郎とさくらは異母兄妹の関係になるが、竜一郎には実妹という形になる。
車家は、父『平造』母『光子』長男『竜一郎』次男『寅次郎』長女『さくら』という家族構成となった。
【3】寅次郎の家出
寅次郎は、葛飾商業高校に入学。高校生になるが、父『平造』との喧嘩により家を出てしまう。妹さくらが5歳から6歳の頃のことだった。
寅次郎は、テキヤ(露天)として全国を渡り歩く流浪の旅人となり、その後20年間近く家に帰ることはなかった。
寅次郎が家を出た後、長男『竜一郎』は病に倒れて亡くなってしまい。車光子、車平造の2人も死去する。
【4】さくらの成長、見守る良心
団子屋くるまやは、車平造の弟である車竜造が6代目主人として引継ぐことになり、車竜造の妻車つねの夫婦でさくらの親代わりを引き受ける。
その後、車竜造の妻車つねの夫婦に娘のように育てられたさくらは、高校を卒業。高卒の形で、1流企業のオリエンタル電気でOLとして勤務することになる。
オリエンタル電気の上司である部長から、さくらはお見合いの話を薦められる。
お見合い相手は、(オリエンタル電気の)下請け会社の社長の息子であり、その話を聞いた竜造とつねは喜び大賛成。さくらのお見合いの日程が決まる。
そんな中、20年ぶりに一人の男が東京都葛飾区柴又に戻ってくる。
車寅次郎。さくらの腹違いの兄である・・・・。
【公開年】
1969年
【製作国】
日本
【監督】
※『喜劇 一発大必勝(1969)』
【出演】
※『ひばり・橋の花と喧嘩(1969)』
※『白昼堂々( 1968)』
+
【作曲家】
山本直純
※『赤道を駈ける男(1968)』