映画;男はつらいよ(1969)

▢20年ぶりに帰郷した駄目男。兄思いの妹と仲間達。

 

【時間】

91分

 

【メイン・ジャンル】

ヒューマンドラマ映画

 

【ジャンル※他】

人情、コメディ

 

【補足】

 

 

【前日譚から、映画『男はつらいよ』1作目へ】 

 

※説明※

・1作目が描かれる前の話から、1作目の一部のあらすじを書いたものです。

ネタバレに該当する可能性があります。

・可能な限り、時系列で書いています。

・寅次郎は中学退学説、中卒説、高校中退説がありますが、高校中退説で記述しています。

・以下は全50作品を見ていない状況で、調べて書いたものです。

・間違いがある可能性があります。

 

 

 

【1】兄、寅次郎誕生

 

舞台は、東京都葛飾区柴又。

 

車平造は、柴又の『くるまや』という団子屋の主人(5代目)をやっていた。妻の名前は車光子、息子の名前は竜一郎

 

ある日、遊び人の車平造は、柴又の芸者女性『お菊』に手を出してしまい、お菊は妊娠してしまう。酒が原因の不倫行為だった。

 

お菊が産んだ赤子は、寅次郎と名づけられ、車平造光子の夫婦に竜一郎と共に育てられる。

 

長男の竜一郎、次男の寅次郎は異母兄弟となった。

 

【2】妹、さくら誕生

 

車平造光子の間に娘が産まれ、竜一郎と寅次郎に妹ができることになる。妹の名前はさくら

 

寅次郎とさくらは異母兄妹の関係になるが、竜一郎には実妹という形になる。

 

車家は、父『平造』母『光子』長男『竜一郎』次男『寅次郎』長女『さくら』という家族構成となった。

 

【3】寅次郎の家出

 

寅次郎は、葛飾商業高校に入学。高校生になるが、父『平造』との喧嘩により家を出てしまう。妹さくらが5歳から6歳の頃のことだった。

 

寅次郎は、テキヤ(露天)として全国を渡り歩く流浪の旅人となり、その後20年間近く家に帰ることはなかった。

 

寅次郎が家を出た後、長男『竜一郎』は病に倒れて亡くなってしまい。車光子、車平造の2人も死去する。

 

【4】さくらの成長、見守る良心

 

団子屋くるまやは、車平造の弟である車竜造が6代目主人として引継ぐことになり、車竜造の妻車つねの夫婦でさくらの親代わりを引き受ける。

 

その後、車竜造の妻車つねの夫婦に娘のように育てられたさくらは、高校を卒業。高卒の形で、1流企業のオリエンタル電気でOLとして勤務することになる。

 

オリエンタル電気の上司である部長から、さくらはお見合いの話を薦められる。

 

お見合い相手は、(オリエンタル電気の)下請け会社の社長の息子であり、その話を聞いた竜造とつねは喜び大賛成。さくらのお見合いの日程が決まる。

 

そんな中、20年ぶりに一人の男が東京都葛飾区柴又に戻ってくる。

 

車寅次郎。さくらの腹違いの兄である・・・・。

 

 

 
【原題(英題)】
It's Tough Being a Man
 

【公開年】

1969年

 

【製作国】

日本

 

【監督】

山田洋次

※『喜劇 一発大必勝(1969)』

 

【出演】

渥美清

※『ひばり・橋の花と喧嘩(1969)』

倍賞千恵子

※『白昼堂々( 1968)』

 

 

森川信

三崎千恵子

前田吟

 

【作曲家】

山本直純
※『赤道を駈ける男(1968)』