東京の天気
今日の天気は、曇時々晴。気温は、31℃[-1] 25℃[-1]。
朝は気温低め、昼間も31℃以下になりそうなので、比較的今日は「比較的」過ごしやすい1日になりそうです。
明日の天気は晴時々曇。気温は、33℃[+2] 25℃[0」です。
7月の天気
2023年7月の気温情報
・1日 最高27.8 最低24.3
・2日 最高31,7 最低20.7
・3日 最高32.2 最低23.6
・4日 最高30.6 最低21.3
・5日 最高28.7 最低22.5
・6日 最高33.4 最低22
☆7日 最高34.2 最低23.8
・8日 最高30.9 最低25.2
・9日 最高33 最低25.1
★10日 最高36.5 最低25.7
☆11日 最高34.3 最低25.3
★12日 最高37.5 最低25.1
・13日 最高30.3 最低24.2
・14日 最高30.5 最低24.8
・15日 最高32.9 最低26.5
☆16日 最高35,3 最低26.7
★17日 最高36.2 最低26.9
★18日 最高37.5 最低27.3
・19日 最高33.9 最低26.4
・20日 最高33 最低26
宮崎駿の新作
映画の感想
■ホステル1
アメリカ人の男達が外国で痛い目にあう話。インディース・アンダーグラウンド感とグロテスクなスプラッター、スリラー映画。日本のネタも混ぜた毒々しさ溢れるホラー映画の良作。
■ホステル2
前作の女性版みたいな感じだが、前作より軽い。インディース・アンダーグラウンド感が薄れて、メジャー感が出ているが・・・。エロティック度とグロテスク度が落ちた感あり。襲われる側と襲う側の2つの視点を入れたのは成功だったのだろうか疑問。
■ホステル3
序盤は1作目を意識したように見えたが、殺人をゲストに見せるショーという形になっており、前2作と完全な別物。閉鎖的で誰にも知らずに悪い事をするのが魅力だった作品と思うのだが・・・。名前だけ借りて作ったような作品。ホステル関係ないのでは?
シナリオが、バットマンが仲間を集めること話とスーパーマンを複活させる話になっているが時間が短く中途半端、そして敵の扱いと戦いの時間の短さから、全体を見ると中途半端感を感じる。
しかし、バットマン、ワンダーウーマン、アクアマン、ビクター、フラッシュ、スーパーマンといったヒーローチームを演じる俳優に魅力を感じてしまうため、「個人的」には嫌いでは無い映画。作品としてはダメな映画だと言われても仕方がないと思う。
■ブラックアダム
強いアイテムを手に入れようとしたら、一緒に封印されていた怪物が目を覚ますみたいな話だったと思うが、記憶が曖昧。
大量のキャラクターを出したことでシナリオが薄くなっていた印象。キャラクターという駒が動いているだけみたいにも感じてしまった。無理やり色々混ぜたような強引で不自然。違和感を終始感じる映画でした。
主役が誰なのか?誰の視点で話が進むのか?何がやりたいのか?と困惑した印象です。出てくるヒーローチームも「ジャスティスリーグ」と比べてしまうと「捨てキャラ集団」に見えてしまうのも問題だったと思います。
最後の「おまけ」で一番盛り上がったと同時に、明らかに「彼」に負けてるよなーと思ってしまったり・・・。
■ミッドサマー ディレクターズカット版
昔、本作の通常版を観た時に、ヘレディタリー(継承)みたいなホラー映画を期待したら
違うものを提示されて困惑した記憶があります。
今回観たのは、ディレクターズカット版ですが、昔観た通常版と話の大筋は変わっていないような気がします。
印象は昔観た通常版と同じで、ヘレディタリーと比べるとシナリオが明確ではない、ふわふわしてハッキリしない作りであり、観る人間に想像力を求めるタイプの作品。
映像は美しく神秘的、非常に魅力があり引き込まれる部分がある。観終わった後に残るのは物足りなさ、観たいものを見せて貰えないような悲しさが残る。不思議で変わった映画で個性的ではある。
意図的に本来存在する「非常に強い恐怖を感じるようなシーン」をカットしてホラー映画にしないように作ったものを見せられているような、歯痒さみたいなのを感じるのは、やはりツライです。
■残酷な弓を射る
母親が子供を育てる苦労を描いた話。過去と現在を断片的な情報と共に交互に見せながら物語が進む形式ででしたが、それが上手く撮れていたのだろうか?と少し疑問はあります。
明確な提示はされませんが、結末が最悪の形になると序盤から観る人間に分かるように作られてはいます。しかし、ともかく居心地が悪く観ている途中で憂鬱になるような話の進み方で、個人的な好みの問題で「精神的にキツイ」と感じる映画でした。
本作は、最後まで見て全体像がようやく分かる作品なので、もう一度観ようかとは思っているのですが、「精神的にキツイ」映画なので悩ましいところです。
劇中での「慣れることと、好きだってことは違うんだ!」という台詞は、とても印象的でした。
なお、出演しているエズラ・ミラー(ケヴィン役)の出演シーンは少なめ。ティルダ・スウィントン(母親エヴァ役)とケヴィン役の子役が中心の作品でした。
■たんぽぽ
伊丹十三監督の考えるラーメン映画として楽しめる部分はあるものの、途中で本編と関係ない「サブストーリー」がいくつも流れ、まるでオムニバス映画のような印象。
結果、作品の「テーマ」がラーメンではなく「食」であるようにも見える作りになってはいるが、時間を延ばすために無駄なものを入れているだけのようにしか感じない。結末での結論と提示には抵抗感がある。
主演女優の柔らかく優しさを感じる演技は、後の伊丹作品においての強引で頑固な女性の演技と違い印象的。
好きな監督でも「駄目なものはダッメ!と言わないとダッメ!」と頭の中で伊丹十三監督の声が聞こえた気がして困ります。伊丹映画の予告編は癖になります。