日記『8月10日』※木曜日【2023年】

東京の天気/ミッションインポッシルブルの話
※上記は標題になります。

 

 

東京の天気

 

今日の天気は『曇時々晴  』 。気温は、35℃[+3] 28℃[+1]。

 

昨日の水曜は雨の影響で気温が低く、夏の間では比較的過ぎしやすい1日でした。湿度は高めでしたけどね・・・・。

 

今日は、35℃超えで暑くなりそうです。

 

映画「ミッションインポッシブル」の話

 

以下は、映画館で公開中のミッションインポッシブルの最新作「デットレコニング」を観る前に過去作品を予習するとしたら、何を観るべきか?という視点を中心として書いています。

 

なお、他の作業をしながら確認する「ながら観」のため、各作品をじっくりと観たわけではありません。

 

 

「Ⅰ」1996年

 

 

 

任務が失敗し、裏切り者の汚名を着せられたイーサンが真犯人を見つけようとする話。


最高傑作であり、始まりである1作目。

 

見直したら、完成度の高さでは本作がベスト。アクションより、サスペンスやスパイ要素を強調したような作品。過去作品と比較して感じるのは「俳優の描き方」について監督の才能は他作品よりも明らかに秀でている。見せ方の上手さ。

 

Ⅲ以降は本作を参考に作品を作っているのでは?という個人的印象。

 

正直、全シリーズを観ると本作は次作Ⅱと同じで「現在の」ミッションインポッシブルと大幅に印象が異なると感じました。

 

本作は現在の作品で活動を共にしている仲間「ルーサー」が登場していますので、新作を観るために、予習として観た方がよい作品ではあります。

 

 

Ⅱ」2000年

 

 

人類に有害な「キメラのウイルス」と「キメラの治療薬」を悪用する者達の陰謀を食い止めようとする話。

 

恐らく、シリーズ全作品で最も現在の作風と異なる作品ではないかと思います。Ⅲ以降は、Ⅰを多少なりとも参考にしている感がありますが、本作には申し訳ないのですが全くといっていいほど感じませんでした。

 

ジョンウー監督の作家牲が全開という感じで、やりたい放題やってるみたいな爽快感があります。シリーズでは人気が不評かもしれませんが、アクションシーンの充実度はシリーズで1番ではないでしょうか?。カッコ良い描写シーンが大量にあり、満足度は高いです。


特に終盤の畳みかけるアクションシーンの連続は、大きいスクリーンで見たいなーと思ってしまうカッコ良さ。個人的にはロック色の強い劇伴(音楽)に関して好印象です。

 

米ロックバンド「バックチェリー」の提供曲が劇中で効果的に使われていてgood!。

 

大きな問題点としては、主役のイーサンの性格やキャラクターに違和感を感じます。別の映画を観てるような気がします・・・・・。

 

今回見直して「キメラウイルス」の件が、現代で問題になっている「コロナウイルス」と「ワクチン」を連想してしまい複雑な心境になってしまいました。新作を観るために、予習として観る必要はないです。

 

 

「Ⅲ」2006年

 

 

キーアイテム「ラビットストーン」をめぐる組織や個人の話。イーサンの妻と結婚、イーサンが認めた優秀な部下を中心とした作品です。


前作はアクションシーンを重視した感がありますが、本作では各キャラクターをより描くことを目的としたドラマ映画の印象であり、また前作と比較して、1作目を参考にして作った感があります。

 

イーサンの部下に関してのシナリオはかなり気に入っていますし、ドラマ性の強いシナリオにも魅力を感じるのですが、終盤のドタバタ劇、無理やり話を終わらした感のあり、好きなところはあるんだけど、途中までは楽しめるんだけど・・・という複雑な作品でもあります。

 

本作は、新作を観る際に観るべき作品とは言えませんが、「フォールアウト」を観る際は重要な作品だと言えます。新作を観る際に「フォールアウト」を観る必要があるとすれば、必然的に本作を観る必要が出てくるのではないかと思います。

 

 

「ゴースト・プロトコル」2011年

 

 

IMFが解散し、イーサン達が単独行動をとる作品。ロシアに関する物語。ⅠⅡⅢと比較すると現在の作品の路線に近くなった作品。


なぜか、観終わった後に、頭に全く残りません・・・・完全な好み、相性の問題だと思います。

 

「ペンジー」が活躍し、その代わり「ルーサー」の活躍が大幅に減った
感じ。

 

新作を観る時に観ておくべき作品ではないと思います。

 

 

「ローグ・ネイション」・2015年

 

 

謎の組織シンジゲートが登場。イーサンと仲間達がシンジゲートの計画を阻止しようとする話。

 

新作と同じ監督が担当した1作目。そのため、新作と観た世界観や感触は非常に近いです。

 

Ⅰからゴーストプロトコルまでの作品でシリーズとして必要な部分を抽出してミッションインポッシブルとしての型が完成した感じがあり、これまでの作品で感じたような不満点があまり感じられず上手く方向性を固めた感じがあります。

 

ローグネイションとフォールアウトは、物語が繋がるように造られていますので、出来れば2作品を連続で観た方が良いかもしれません。

 

次作、新作でも重要なキャラクターであり「イルサ』の初登場作品になりますので、新作を観るために観るべき作品です。

 

 

「フォールアウト」(2018年)

 

 

 

前作の敵であるシンジゲートの残党「神の使途」がテロ計画を企てており、イーサン達はそれを阻止しようとする。

 

前作の続編のような作りになっていることに加え、最新作にも繋がるような作りになっています。

 

前作登場の「イルサ』、本作登場の「ホワイトウィドウ」は、新作に登場しているため、どう考えても、最新作を観る際には最重要作品であることは明白です。

 

新作を観る際にどれか1作品だけ見るなら?本作ということになります。

 

新作を観る際に予習するべき作品の評価です。
※作品の出来・クオリティの評価とは異なります。

 

Ⅰ★★☆☆☆☆
Ⅱ☆☆☆☆☆☆
Ⅲ★★★☆☆☆
Ⅳ★☆☆☆☆☆
Ⅴ★★★★★☆
Ⅵ★★★★★★