日記『3月18日』※土曜日

『今日の天気』『ワース;命の値段』
※上記は標題になります。

 

 

『今日の天気』

東京の今日の天気は、雨。

 

夜中まで雨が降ってるみたいです。

 

そして、寒い。

 

ただ、雨が降ってる時に、花粉は雨によって地面に落ちます。

 

それにより花粉症の症状が和らぐプラス面があるので、窓を開けて換気をするのに良いタイミングです。

 

今日、久しぶりに窓を開けれました!

 

『ワース;命の値段

簡易あらすじ

弁護士ケネス・ファインバーグと仲間たちが、アメリ同時多発テロ(9.11)の被害者と遺族へ補償金を払うプロジェクトに参加する。

 

しかし、数多くの被害者に対して、何を基準に誰にいくら払うかで悩み葛藤する話。

感想

 

 

■観る前の心構えとチェックポイント。

 

この映画を観る前に考えていたことがありました。

 

それは、被害者と遺族に対して配慮がされているか否か?

 

これがクリア出来ていれば『私の中で合格』だと事前に決めていました。

 

観た結論として、被害者と遺族への敬意や尊厳を感じる作品だったと思います。

 

彼らの心を傷つけるような作品ではなかったと思いますし、製作者の金儲けや私利私欲のために9.11を『私的利用』しているようにも見えませんでした。

 

そういう作品は、観終わった後に『非常に強い不快感や嫌悪感が生まれる』と思いますが、そのような印象はありませんでした。

 

製作者が、彼らのことを知って欲しいという『強い想い』を映画に封じ込めたと思っています。

 

そういう意味で、個人的には『この作品は合格』であり、観て満足したと言えます。

 

 

■感情と理性。理性で観ると・・・・

 

 

被害者と遺族を描いた作品としては満足・・・・・しかし、映画作品として物足りないという印象もありました。

 

それは、被害者と遺族に対して誠実に作った結果、主人公が中心になって活躍する話としては魅力が薄れてしまったからではないかと思います。

 

ただ、被害者と遺族のために彼らの事を知って欲しいという『想い』で作った作品であるなら?

 

被害者と遺族がこの映画を観た後にポジティヴな印象をもったとしたら?


この映画を作る意義、意味、価値があると言えます。

 

そして『救いをテーマにした作品』として『関わった人々』に向き合った作品として魅力的な作品だったとも思います。


史実は扱うのは、本当に難しい。大きな事件であるほど、被害者の事を考えるほど、作品を作ることが難しくなります。

 

日本で起きた東日本大震災(3.11)をテーマに作品を作る際は、『取材、調査』『人の心と傷』について『よく考えた上で』作って欲しいと思います。

 

現在も公開されている劇場が、まだあるようです。興味がありましたら、ぜひ観て観てください。